門松
開運の極意!裏話
門松
住宅事情もあって、門松をひとつだけ飾るという家もあるようですが、
門松は対で飾るものでしてよ☆
今回は、門松に関するお話。
門松は、歳神さまが降りてこられる時の目印と言われています。 平安時代には1本立てで歳神さまに五穀豊穣や家内安全を願うもの。 現代では、1対にして歳神さまをお迎えするためのものと 微妙に意味合いが違ってきていますのよ。
玄関に向かって左側の門松が雄松(おまつ)。 右側が雌松(めまつ)。 つまり、玄関前に陰陽を置いていることになります。 「目印なんだから、ひとつ飾るだけでも何とかなるでしょ。」 「大昔は1本立てだった。」 の近代解釈ではなく、現在に至るまでに雌雄が発生していることに要注目。
対の文化が根付き、雌雄の立ち位置がはっきりしていますからね。 入口の陰陽を粗末に扱うことは、 入口から入って来る氣の陰陽も適当でバランスを欠く可能性が 上がりますのよ。 これ、いろんなところに悪影響が出ますが。。
分かりやすいところで言うなら、 入り口から入ってこようとする恋愛運や結婚運に対して 「私は孤高で結構!」 と宣言するようなもの。
繰り返しますが、陰陽バランスを欠いた氣が入りやすいのですから 恋愛・結婚に特化したものではありません。 動と静の性質の出来事の片方だけが発生する環境って なかなかつらいものですわよ。
とは言え、大きな市販門松を飾るスペースが無い場合も たくさんありますわね。 仕方ない場合には、省スペースでいきましょう。
竹筒に水を入れて松を挿して、玄関ドアの両サイドに配置。 竹は節のところで斜めに切ると、笑っている口元のような形になって 金の氣を呼びますが、普通の寸胴竹筒でも大丈夫。
強い常緑樹というところから永遠の命という意味を持ち、 神が宿り、神を待つ(まつ)、神を祀る(まつる)木と 神聖な要素を持つ松。 節を作って伸び、強風にも折れず、長寿と生命力を象徴する竹。 南天(難を転じる)も加えたら、プチ門松の完成☆
ただし、やはり3本の斜め削ぎ切りの竹を束ね、 松と組み合わせたものが門松の原則です。 プチ門松は緊急避難くらいの意識で。
12月28日までに飾りましょう。 もしくは30日に飾りましょうね☆
日本の伝統、出来れば形を変えずに継承していきたいものです。
すべては繋がっていて、
偶然はないのです!
昔はひとつだったものが、後に対が基本になって しかもそこに「雌雄」などの意味が発生すると、 それがかなり強い意味を持つようになります。 市販品を2つ揃えるのは高額になる場合もありますわね。 門松の作成材料も売っていたりしますので、 そういうものを利用なさっても良いかもしれません。 もっともワタクシが見つけたところは 11月の後半にはお取り扱いを締めきっていましたので 早め早めの準備が必要ですが。 お正月には、出来るだけ理想的な玄関前にして 歳神さまをお迎えしたいものですわね☆
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