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名誉
開運の極意!裏話

名誉

2016年、大隅良典・東工大栄誉教授がノーベル医学・生理学賞を 受賞しました。 日本はここのところ、毎年のように受賞しています。 が、かつての日本は黄色人種ということで 受賞をはずされていた過去があると聞きました。 今回の出典は基本的に『変見自在 偉人リンカーンは奴隷好き』ウィキペディア
第一回ノーベル生理学・医学賞を受賞した
「ジフテリアに対する血清療法の研究」の
ドイツのエミール・アドルフ・フォン・ベーリング
(Emil Adolf von Behring, 1854年3月15日 - 1917年3月31日)。


北里柴三郎が破傷風に次いで手掛けた血清療法の第二弾
とも言えるもので、北里&ベーリングの共同研究でした。


ただし、ドイツ医学週報第49号には共著として発表しているのに
第50号にはベーリング単独名でジフテリアのデータを発表。
これでノーベル賞が決まりまして。。


受賞の際にベーリングは自分だけの功績ではなく、
共同研究者の北里柴三郎あっての結果だと
言ったとされています。


北里博士が受賞出来なかったのは、単独名で発表された
ジフテリアデータが重視されたことと、
血清療法のアイデアはベーリングの創出で北里は
実験事実を提供しただけとみなしたこと、
そして共同受賞という考えが当時は無かったことが理由なんだそうです。
血清療法、破傷風でひとつ確立させている北里博士の
功績はスルーですか?

血清療法がベーリング博士の創出だなんて。。


でもま、ベーリング博士は北里博士の名誉を重視されていると感じます。

むしろ、成果とは別の理由で受賞させない姿勢を感じていたからこそ
自分の単独名でジフテリアデータを発表して、その受賞の場で
北里博士の功績を発現なさる機会を作られたのでは。。というのは
考え過ぎかしら。
アメリカの生化学者ジュリアス・アクセルロッド。
(Julius Axelrod, 1912年5月30日 – 2004年12月29日)

ノーベル生理学・医学賞を受賞。


受賞理由はカテコールアミン系神経伝達物質
(アドレナリン、ノルアドレナリンや後に発見された
 ドーパミンなど脳内で機能する一群の物質)
の放出および再取り込みに関する研究業績

とのこと。
けれど、副腎皮質ホルモンを世界で初めて結晶化して
アドレナリンと名付けたのは高峰譲吉博士。
(嘉永7年9月13日(1854年11月3日) - 大正11年(1922年)7月22日)

(石原藤夫『発明特許の日本史』より) 


なのに、その実績は世界からスルーされました。
スルーされているのならチャンス!とでも考えたのでしょうか?

米国のジョン・エーベルが
「高峰が私の発見を盗んだ」と言い出したらしいんですのよ。
面の皮の厚さ、1メートルと言ったところかしら?
歴史に残る恥知らずだとワタクシは思います。

良かったですわね。狙い通り歴史の人になれたんですものね。
エーベルさん。



アメリカの医学会も、その方が都合が良かったのでしょう。
エーベルの名付けた「エピネフリン」を正式名に採用。

高峰譲吉博士の名前は消されました。
高峰譲吉博士の業績に詳しくその著書もある菅野富夫教授
(北海道大学名誉教授)たちが、

「エピネフリン」じゃなくて正式にアドレナリンの名前を使おうと
厚生労働省へ働きかけ、2006年(平成18年)4月、
日本国内では晴れて「アドレナリン」と呼ばれる事になったそうですわ。


まさに107年目の名誉回復です。
最初に抽出・発見されたビタミンは、1910年の第一次大戦前に
鈴木梅太郎博士により抗脚氣因子、オリザニンと名付けられたもの。

米ぬかから取り出した、今で言うビタミンB1ですわ。


このオリザニンをポーランド人のC・フンクがビタミンと名前を変えて発表。


その後、「コメ糠に脚氣の治癒効果がある」と予言(笑)した
オランダ人のC・エイクマンがノーベル賞を受賞したそうです。
予言って。。

そもそも、主食が米ではないオランダで米ぬかに着目した経緯は
いかなるものだったのか、伺ってみたいものです。


身近には無いものに対して、治癒効果の予言をしてしまうあたり、
神がかり的とも感じますわ。
酸化鉄を主成分とするセラミックスの総称、フェライト(ferrite)。
東京工業大学の加藤与五郎博士と
武井武博士(TDK創始者1899年7月15日 - 1992年3月12日)によって
発明されたもの。

ビデオからステルスまで生み出した技術だそうですわ。


これにオランダのフィリップ社が興味を持ちサンプル請求。

武井さん、親切にサンプルを送ってしまいました。
フィリップ社はサンプルを分解して理論を突き止めると、
世界に特許を申請したんですって。

しかも、
「武井が発明を盗んだ」
と言い出したとのこと。


   うわぁ。。
戦後、GHQの命令で日本はフリップ社の特許ということで
納得させられたそうです。

で、それを横で見ていたフランスの物理学者ルイ・ネール
(1904年11月22日 – 2000年11月17日)が
武井理論を自分名で出してノーベル賞を受賞。。


   うわぁ。。再び。
慶応大学の小林六造博士(1887年-1969年)は、
猫の胃から螺旋菌(らせんきん)を発見。
その菌を他の動物に接種してみたら、胃潰瘍を起こすことも判明。

彼はそれをヘリコバクタ菌と名付けました。

1919年、胃の粘膜に細菌が存在する事を論文で発表しましたが
世界はスルー。
オーストラリアの学者バリー・マーシャル(1951年9月30日 - )は、
その螺旋菌を自らの胃に接種して胃潰瘍の発症を確認。

胃がんの元、ピロリ菌の発見でノーベル賞を受賞したそうですわ。

「小林の名と業績を語ることはなかった。」
(『変見自在 偉人リンカーンは奴隷好き』より)

とありますが、

「マーシャル教授が慶應義塾大学を訪れ、小林さんを
 『最初に胃の粘膜に細菌がいる事を証明した』と讃えました。」

という話も別のところで見受けられます。
ピロリ菌の件は、螺旋菌が発表された時代とかなり時代が違うので、


「日本人がすごい発見・発明をまたスルーされてる。しめしめ。」


というこれまでのパターンとは違って、
なぜかスルーされている螺旋菌にもう一度スポットを当てようとした
学者によるまっすぐな功績なのではとワタクシは思いますわ。
けれど、どのパターンも「黄色人種の言うことなんて。」
「黄色人種の権利なんて。」

という姿勢が仄見えるエピソード。


その黄色人種の着想や功績をかすめ取らないと
自分たちの名誉が生み出せない現実については
どうお考えなのかしら。
名誉は、他人が受けるべきものをかすめ取って
手に入れるものではないですわね。

それは、心の中にまっすぐに立った光の柱のようなものと
ワタクシは思います。


光の柱をよそから奪ってきて打ち立てても、
それが本物じゃないことは、自分自身が一番知っていますわね。


そして偽物の光の柱は、大きいものであればあるほど
こうやって「歴史的残念な人」として記録に残されます。

子々孫々に渡る汚点と言えますでしょう。
ノーベル賞受賞者が、そのポジションを
どう使おうと自由ではありますけれどね。


他国に、おそらくはノーベル賞を受賞させるために
高額で雇われて教授職につかれる方もいらっしゃいます。


一方で、「ノーベル賞を受賞しようと思って研究していたわけではない」
とおっしゃる学者さんがいらっしゃいます。

ここ数年の日本人受賞者は、皆さんこうおっしゃっているような。。
ワタクシは、この発言に本物の名誉を見る思いがしますわ。


他人の評価は、まぁ追い求めるものではなく、
自分が追求すべきことを黙々と重ねているうちに
そういう通過点に達した。

けれど、明日からも追及すべきことを追う。

そんな姿勢。
名誉は至上のプラスの火の氣です。


極上のものは、聖火のようにリレーされていきますわ。

身近な人に、同じ社会に所属する人に、子々孫々に。


作り物の名誉は、大きなマイナスの火の氣。
こんなもの、受け継ぎたくもないですわね。
他人の功績をパクるなんて、バレた時の残念さはハンパないですからね。

そして、大概バレますね、こういうことは。



すべては繋がっていて、
偶然はないのです!
礎研究と言うのでしたか。

今すぐ結果が出そうではないものでも、将来の発展を見据えて
今やるべきことをやる姿勢。

日本人はこういうことに優れているのだそうですわ。


う言えば、武士の時代から
水不足の地域に水を供給するために、
数十年から数百年の計画で植樹をした藩主のエピソードを
ワタクシは聞いたことがあります。

これが出来るか出来ないかで、真の豊かさがもたらされるかどうかは
決まってくるのでしょう。


のどこかの政党による悪名高い事業仕分けとやらで
消されそうになった部門から、2016年のノーベル賞が出ました。


日本は、名誉を盗まれたり、その活躍の場さえ奪われそうになったり
なにかと大変な環境です。

他国の人間に出せない成果を出している方々の環境を奪ったところで
奪った人が1番になれるわけではないのですけれどね。


こういう妨害の記録も、残念名誉として未来永劫語り継がれるのかもしれません☆

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