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相手が望む言葉

2016.1.7

相手が望む言葉を口にするのは 「損する!」 とでも思っているかのような性格の方を、 たまにお見かけします。 逆効果なことも多い上に、悪徳になる可能性も高いのに。
いつもいつも、自分はすごいんだ!的なアピールをして

「さぁ、今回も私を高く評価しなさい!」

という空氣を作られるのであれば、抵抗したくなる氣持ちも よ~~く分かります。
でも、ここぞというタイミングでお約束の言葉
というものもありますでしょ。


そういう時には、よほどのことが無い限り
お約束ワードを使う方が良い流れを生みますわ。
例えば、お孫さんの写真などを嬉しそうに見せられた時。

よほどイヤなタイプでなければ

「可愛いお孫さんですね。」

と、きっと相手が待っているだろう言葉を発しても
何も損するわけじゃ~ありませんでしょ。


「将来、美人さん・男前さんになりそう」


言ってあげれば良いではないですか。
少し前のお話。
学生時代の友人の一人が、家を建てました。


まだ同期のほとんどが未婚で社会人になって間もない頃。
その人は早く結婚して子どもに恵まれ、家を建てたんですのよ。
数人で新築の家にお邪魔しました。

ご夫婦で前日からおもてなしの準備をしてくれていたらしき様子や、
他のメンバーには見られない落ち着きや何かも重なって、
ワタクシには居心地の良い家という印象。


なので、申し上げました。


「居心地の良い素敵な家ですわね♪」
同行者たちは、異星人でも見るかのような目でワタクシを見て、

「こういう家を買ったんだね~~。」

「場所はあなたたちのイメージだけど、
 建物イメージは違って、何か意外~~。」

「そんなことより、最近仕事でこんなことがあってね~。」
ご夫婦で準備してくれていた、温かいランチもそっちのけで
家のことを褒めているのか褒めていないのか分からない
微妙な表現に終始。


新築の家を見せて下さるということでお邪魔したイベントなのに。


そして、早々に家庭に入って専業主婦をしている友人には
きっと世界が違うだろう自分たちの職場の話を延々。
近くに森林があって静かなのに、街にもすぐに出られる立地の、
白壁の新築のおうち。


観葉植物がたくさんあって、やんちゃな子どもたちと
優しいダンナさまと穏やかに家族の歴史を紡ぐ姿が
そんなに羨ましいのですか?


としか思えない、何とも情けないワンシーンでしたのよ。
イメージが違うというのが本音で、どうしても言いたいのなら
それも良いでしょうけれど、


「イメージ違う建物だった。
 こういう森の中のすっきり清楚系ではなくて、
 海沿いのリゾート系が好みかと思ってた。

 でも、良い建物を手に入れましたね。」


こう言ってはいけないものだったのかしら。
あまり評価していないかのようなニュアンスを微妙に残す言葉を
相手に投げつけて、それでも明確に悪く言っているわけではないので
相手はモヤッとした感情を抱えるのみ。


きっと悪意を持った言葉では無いはずと信じたい氣持ちに加え、
自分たちが間違った選択(家選び)をしていないと思いたくて
悶々としてしまう。
ワタクシには、同行者たちの態度や言葉は、
その悶々を分かりきってて相手に与えたとしか
思えなかったんですのよ。


もうね、

「ここで、こんなひどいものを褒めたら
 こちらが人間性疑われるし、逆に嫌味と言うものです。」

レベルのものでない限り、相手の望む言葉で何の問題がありますか?
相手の望むままの言葉を伝えるのは癪に障る。


そういう性格でいると、
その態度自体が単純に自分のコンプレックスを露呈するだけで
加えて、イヤな性格だと相手に印象づけることになりかねず、
結局自分が損しますのにね。
褒めたら負け!みたいな小さい考え方する人も
世の中にはいるものです。


自分の中に、よほど褒められる引き出しを
持っていないのだろうと思いますよ。


すべては繋がっていて、 偶然はないのです!

の中には、評価乞食と言われるような人もいらっしゃって、 そういう人に、望むままの言葉を与えないようにしたいのであれば分かります。 けれど、そうではなくて。。 また、素直に評価した場合にセンスや人間性が疑われるような状況でもないのに もしも相手の望む言葉を与えるのに抵抗があるのなら、 自分自身を見つめ直した方が無難。

手の何かが羨ましくて、これ以上いい氣になられるのは悔しいとか。 そういう理由で「悶々ギフト」を相手に与えるのなら それは悪徳以外の何ものでもありませんわね。 そして、そういう攻撃を加えなくてはならないような 心の事情=コンプレックスがあったと考えます。 何にしても、百害あって一利無しの底意地の悪い言葉セレクト。

手の何かが羨ましくて、水面下でしかける言葉の暴力は 自分の望むものを遠ざける力があります。 それは、コンプレックスをこじらせるだけ。

タクシは上記の新築物件のエピソードで、 同行したほとんどの相手と年賀状のみのお付き合いに移行しました。 あの家、きっとワタクシたちグループ以外の人たちから きっと褒め言葉をもらったと思うのです。 けれど、だからと言って「悶々ギフト」を与えて良い理由には 決してなりません。見苦しい。

が欲しければ、目標のひとつに加えれば良いでしょう。 自分ならもっと良い家を探すと思うなら、そうすれば良いでしょう。 羨ましさに呑み込まれて、相手が手に入れたものに 自然発生的なケチをつけてしまおうという 小さい喜びを見つけてしまうのではなく。

た、他の人とは違うリアクションで自我の確立を! なんて目指す場面でもないですからね。 喜びを共有すべきところで、素直に共有出来ない人は プラス運氣の共有も出来ません。

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