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愛情の対象

2015.5.7

自分にとって愛おしく可愛い存在が、 他人にとってもそうだとは限らない。 頭では分かっていても、ある程度共有して欲しい願望は ワタクシすっごく理解出来るつもりです。 ワタクシなんか、我が家の猫たちが本当にそんな感じ。 だから理解は出来るのだけれど、 それでも正当化しちゃいけないことも世の中にはあるのですわ。
先日のワタクシのブログ 『あり得ない注意書き』 に、
こんなメッセージを頂きました☆
みみゆみママさん
ペットを連れて参拝するのがそもそもおかしいと思います

ここは人間にとって特別な場所、聖域。
そんなところでペットがおしっこや糞をしたらどんなバチ当たりでしょう


そんな優しい注意書きでなく

「ペット禁止!罰金!」

でいいと思います


そこまで分別無いのはバカ飼い主化してると思います
えぇ同感!
全くその通りだと思いますわ。

ペットだけじゃなく、赤ちゃん・幼児に関しても
人は似たようなことをやりがちです。
某所の新居お披露目の場に、おむつの取れていない子おむつをつけさせないで連れて来て
盛大におもらしをさせて、
真新しい床の上に大惨事を展開させた挙句に

「今この子、トイレトレーニング中だから
 敢えておむつつけてなくって。。」


とおっしゃっていたママさんのことは
ワタクシは今でも

「宇宙人だ」と確信しております。
自宅以外の、しかもよりによって新居お披露目の場で
トイレトレーニングとやらをしなくてはいけない理由が
全く見つからないんですもの。
自分にとって最愛の存在の排泄物は
そんなに抵抗ないものなのかもしれませんけれど。

また、文化によっては一切の抵抗がない地域も
世界にはあると耳にしたこともありますけれど。


ここは日本で、聖域という観念が発達した文化に生きていますからね。
新居も、期間限定ではありますが
個人にとっての聖域。

穢して良い場所ではありませんでしょ。


レストランの中でおむつ交換するママさんたち。

交換の場が見つけにくくて大変なのも分かります。

でもね、仮に店内に他にお客様がいない時であっても、
そこは食ということに関しての聖域です。
愛情で分別を見失ってしまうと、
自分の愛情の対象は、他人からは迷惑極まりない存在になってしまって
大事にされないことにもなり得ますものね。


愛しているからこそ、見失ってはいけないものって
本当にあると思いましてよ。
自分が愛おしく大事に思っている存在を、
周囲にも大事にかわいがって欲しいと考えるなら、


自分の中の「だって仕方無い」とか
「少しくらい良いよね」とか「このくらい大目に見てよ」
なんて意識を追放していくに限ります。
躾が行き届かず、他人に迷惑をかけるなら、
犬も猫も人間の子どもも、眉をひそめられるのが当たり前。


もしも相手が「仕方無いよね」と言ってくれたとしても、
それは自分を何とか納得させようとしている言葉なのであって

「仕方無いと理解しています」

という心からの宣言ではないことを
ワタクシたちのような溺愛対象を持つ人間は忘れちゃいけません。
むしろ、愛情対象をきちんと躾けなかったり。。


周囲に迷惑をかけても、周囲に謝らなかったり
迷惑をかけた愛情対象を叱ったり注意したりもしないのは
ワタクシは一種の虐待とすら考えます。


なぜなら、自分の愛情対象が
場合によっては憎まれてしまう機会を作っていることに
他ならないのですから。
自分の愛情対象を叱るのは体力も精神力も使います。

だから、甘やかしは自分のための怠慢だと
ワタクシは思いますのよ。


楽な方に流されて、自分の愛情対象は無条件に愛されると
自己洗脳かけて、更に楽な方に逃げてを繰り返すうちに
きっといろんなことが手に負えなくなってしまいます。
「可愛い!」から分別を見失う。


そこからどんどん「このくらい、良いよね」
「だって他に方法が無い」などなどの周囲への理解依存が始まって。。

そして「良いでしょ!だって可愛いんだから!」と開き直り。。


自己認識と周囲認識が離れる一方なのを
「そんなはずはない」と現実逃避。


そこには、幸せも開運も存在しませんわ☆
たまに、

「うちの子は可愛い。世界一可愛い。
 あなたのところは別に可愛くないでしょ?
 うちの子が至上なんだから。」

という態度の人を見かけます。

これは、かなりホラーです。


すべては繋がっていて、 偶然はないのです!

ューザン先生の話を受けて。。 そういう「うちの子だけが可愛い!」と主張なさる方は もっと言うなら「私だけが可愛い!」という方なので、 ワタクシは事情がなければ関わりません。(笑)

情があって関わらないといけない場合には しばらく様子を見た上で率直な意見を言うこともありますが 生温かい目で見ていることもあります。 何度かお話ししたようにも思いますが、 肥大化した自己愛を持て余している、そういう方は 結局は自分が愛されたい!評価されたい!と必死なので 身の回りに起きている大事なことを頻繁に見落とします。 これは、大抵は開運とは真逆に事が進みます。

像して頂くと、何となく見えてくると思いますが、 「うちの子だけが可愛い!」「自分だけが可愛い!」 「だから私は愛されたい!評価されたい!誰より得したい!」 という態度の方くらい下品な存在もありませんわよ。 それはそれは下品です。

えて「品性に欠ける」なんて申しません。 下品です。 そして、運氣は下品さを嫌います。 運氣が好むもの、嫌うもの。 いろいろありますが、下品さは本当に嫌われますわ。 どんどん勢いよく開運していくためには、 運氣に好かれる要素を増やし、嫌われる要素を減らすこと。 運氣と精神性は、かなり深く関わっているものでしてよ☆
ディアマンテベアさん
本日の「開運の極意」の内容は、社寺仏閣にペット連れは、
いつも私たちも失礼にもほどがあると思っていたことです。

フェムト様が、キッパリと、まさにいつも思っていることを
表明してくださって、スッキリいたしました。


春は通訳案内のお仕事をしています。

社寺仏閣への出入りの際の礼なども、
外国のお客様にシカと見られています。

日本人でも、礼をする人が激減したのは大変残念です。

「ダレソレさんは、そういうことをしなかった」と言われますと、
同じ日本人として胸が痛みますし、恥かしく思います。


フランスの観光客のみなさんは、
日本人の規律正しさ、礼儀正しさをとても高く評価され、
言葉を超えた日本人の善意や優しさに、本当に感動されます。


日本人ですから、「そうでしょ!」とは言いませんが、
内心は誇らしく思っています。


ところが、最近は、新幹線の中で中学生や高校生があまりにも煩く、

「日本人の生徒達は、実はこんなに規律がなく、だらしないのか?」
「公共交通でのマナーもできないのか?」

と言われて恥かしくなり、引率の先生に、
その旨を説明したうえで注意したのですが

「あの人が煩いというから、しずかにして」

と説明されてしまいました。。。
もちろん、静かになどなりませんでしたが。

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