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身を守る
開運の極意!裏話

身を守る

ワタクシの耳から離れない言葉があります。 それは 「身を守るためには仕方ない」 ですわ。
上の言葉

「身を守るためには仕方ない」

と言ったのは、ワタクシにとっては
昔々の同僚にあたります。



呆れるほど、会社にいろんな要求をしては、
社内で問題になっていたものです。
●名刺は偽名で作って欲しい。
●防犯ブザーを会社で負担して配って欲しい。
●電話応対を自分にさせないで欲しい。声を知られるから。

その他いろいろ。


逃亡中の指名手配犯ですか?

な勢い。
いろいろ要求する分、「残業も休日出勤も率先してやります!」のはずでしたが。。


毎日定時に誰よりも早く帰宅。

定休日にその同僚の仕事の不備のフォロー作業をしていたワタクシが
いくつか必要な確認のために連絡を入れてもバック無し。(笑)


熱心だったのは、後輩についての中傷をばら撒くことと、
就業時間中に会社を抜け出して、労基署に事実無根の訴えを起こすこと。


と、何かと伝説的な痛い人ではあったのですけれどね。
この人の、このあらゆるクレイジーな言動は全て、


「身を守るためには仕方が無い。」


という一言で正当化されていましたのよ。

それまで自然に聞いていた「身を守る」が
ワタクシには違った響きになった瞬間です。


身を守るとはなんぞや。。
身を守るとは、要するに「保身」ですわね。


慇懃無礼な態度も保身。
公開自己嫌悪ショー開催癖も保身。


こうして見ると、行き過ぎた保身姿勢というのは
周囲への攻撃だと思うわけです。
慇懃無礼というのは、丁寧すぎる言葉遣い。

これは、「自分に隙も落ち度もありません。」に特化して、
相手の感情も何も関知しないという、まさに「無礼」な保身でしょう。



公開自己嫌悪ショーはね、自己嫌悪なんて一人で黙ってやっておけば良いのに、
わざわざ言葉に出して周囲に訴えかけることで

「こんなに落ち込んでいる私を責めないで」


攻撃に変える、「攻撃は最大の防御なり」の一種な保身態度でしょう。
誰しも「安全」は大事に考えなければいけないものです。


「リスクについて安易に考えていて怪我しました」は
それは避けるべき。


けれど、自分で負うべきリスクを
何でも所属先にかぶせようとするから
そのリスクの発生確率について、
まともに向き合おうとしないのでは
とも思います。


リスクについて、「大は小を兼ねる」
の究極形を探っていくと
こんなにも周囲に暴力的になってしまうのだと
学んだ経験になりました。
失礼ながら。。( ̄▽ ̄;)


夕方の陽の高いうちに拉致されてしまうほどの
存在とも思えませんし、
本名や声を知られたら「あぁ!あの!」
と言われるような有名人でもありません。



味方になってくれると信じていたのだろう、
労基署の職員さんが

「よく正社員で雇っているなぁ。何か事情でも?」

と、会社に同情するような、そんなかつての同僚は、
果たして目的の「身を守る」を実現できていたのかどうか。

・・・・全く出来ていないでしょう。
結局は退職に追い込まれていたようですから。
何事も、過ぎたるはなお及ばざるがごとし。


安全維持は大事ですが、保身に走りすぎるのは
周囲への攻撃と知っておくべきでしょうね。


出版関係に勤務していた知人は、よく


「何かトラブルが発生すると、仕事の出来ないヤツほど
 いかに自分は悪くないのかという説明をし始める。

 仕事の出来るヤツは、まずトラブル解決策の
 選択肢を挙げてくる。

 次に、発生原因を分析して、
 トラブルが繰り返さない措置をとる。

 誰に責任があるかは、
 その次くらいの優先順位にするものだ。」


と言っておりまして、ワタクシ同感なんですのよ。
身を守ること・保身を自分の周囲数十センチで終わらせても
守り力には限界がありますわ。


それを強引に進めれば、周囲への攻撃にすらなって、
結局は保身目的は達成されません。


身を守ることって、自分の周囲と同時に
自分が所属している世界の周囲も守らなければ
結局は脆いものです。
身を守る姿勢は、周囲も丸ごと含めて
何が一番安全かを考える姿勢を大事にしたいものですわね。



かといって、周囲まるごとが自意識過剰の渦に巻き込まれるのも
迷惑な話ではあるのですが。。( ̄▽ ̄;)
権利の意味を履き違えている人って、一定割合でいるもんなんでしょうね。


けれどこれがまた、保身のための権利というのを押し通して来ると
政治でも何でもややこしいことにしかなっていません。


ほんと、バランスは大事ですよね!


すべては繋がっていて、
偶然はないのです!
通の会合の場に、甲冑を身につけてガチャガチャとやって来たら。。

最初はウケるかもしれません。(笑)


でも、それが繰り返されるうちに、
この人の武装は本氣だということになり、

「それって、この場で甲冑が必要なくらいに
 攻撃されると考えているということですね?」


と認識されていきます。


そうこうしているうちに、最初のうちは全く敵愾心が無かった
周囲の人間の中に、攻撃意識が芽生えてしまうのです。


念なことでしょう。

身を守るためという旗印は、
不動の大義名分と考えがちな人ほど
無用の敵を作ってしまうのですからね。


では、真の安全維持とは何か。。
次回にでもお話ししてみようと思いますわ。

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