カート
0

自己顕示欲

2014.2.27

ちょっと前のお話。 こういう意見を耳にしました。 「女の子は、周囲へのライバル心を持つもの」 「女の子は、周囲への嫉妬心を持つもの」 本当にそうかしら?
2013年は、自己顕示欲について耳にし目にした年でした。


「やっぱり、周囲の幸せより自分の幸せなんじゃないのか。」

「女の子なんだから、周囲へのライバル心ってあるよ。分かる。」


これは、それぞれ別の人が言ったこと。
前の言葉は、風水を基本から学べば自然に体得することと思いますの。


でもね、

「周囲の幸せと自分の幸せは連動しますわ♪」


こうワタクシが最初に言った時、相手の方に

「そ~りゃ人間が出来てる!」


と言われてしまったのですが、

決してそんなことはありません!!


・・・・と氣合入れて否定するのもどうかとは思いますが、
本当にそうなんですもの。
例えば、家族がしょぼ~~んとして、陰々滅々ムードでいるのと、
ニッコニコご機嫌で帰宅してくれるのとを比較してみて下さい。


どちらが自分自身の居心地が良いですか?


「周囲の幸せ・・」の話は、利己の延長線上にあります。

その延長線は、それは長い方が心地よいに決まっていて、
伸ばしているうちに利他になるだけの話。


全く人間が出来ているか
出来ていないかに
関係ありません。
絵を描く趣味があったとして、
同じサークルの仲間がどこかの展覧会に出品したとしますわよ。


ものすごい傑作を描いて、展覧会でも評価が高くて
本人も幸せそうだったら、
見ている方にも興奮が伝染しませんこと?

テンション上がりませんか?
ワタクシだったら、こんなこと聞いてしまうかしらね~。

●どうしてこの展覧会に出してみようと思ったのかしら?

●この題材は何がヒントになりました?

●特に意識したことって、例えばどういうこと?



聞けそうなことを、親しさのレベルに合わせて
どんどん聞いてしまうと思いますわ。


そして、次は自分も展覧会に挑戦~~と考えてしまいます。
「他人の絵が評価された話なんて面白くもない!
 だって私の絵じゃないし。喜んでる顔見るのもムカつく!」


という思考回路はありません。(笑)

だって、同じ環境で教わっている以上、
そんなに絶望的な差があるとは思えず、
仮に大きな差があったとしたら、努力不足ということで。。


自分に原因があることは、解決も簡単なのですし、
同じ環境から成功者が出ると、
それは自分の可能性に通じますから
もう嬉しくて仕方ないのです☆
もしも、他人の幸せは自分の喜びではなく、
ライバル心や嫉妬などというややこしい感情も当たり前で、
他人の不幸は蜜の味と考えるなら。。。。


上の例で言うなら展覧会で酷評されて落ち込んでいる
仲間の姿を見たら幸せ~な氣分にでもなれると
おっしゃるのかしら?


なれますか?
本当に?
しかも、類は友を呼ぶの言葉の通りに
その酷評された仲間が、明らかに実力のある入賞者を


「あんな下手くそを評価するなんて、
 審査員のセンス最悪!」

「こんな展覧会、意味が無い!」

「教える人に恵まれなかったし、
家族の協力も得られなかったし。」


なんて言い出したら、その言葉を聞いて
心晴れ晴れになりますか?
なるという人は、結構危険水域ですので
自分の心と向き合って、必要な癒やしを受け入れて下さいませ。



ワタクシ、明らかに「八百長としか思えない。。」
というものには
容赦なくそう言うタイプです。(笑)


でも、自他ともに表面的なプライドを守るために
そういうこき下ろしをするのは、
それこそプライドが許さないのですが
こういうの、嬉しい方はやっぱり嬉しかったりしますか?
展覧会に出品したメンバーの中で
目をつけた特定の人間だけをはずして、しつこく賞賛するという
何とも巧妙な攻撃で暗い快楽を追うタイプの人もいらっしゃいます。


その人自身が専門家でもない限り、
相手へのダメージはゼロでしょうし
むしろ展覧会の場で評価されたことを
心の宝物にしているだろう相手に
暗い嫉妬心はあまりにもクリアに見えてしまうでしょうね。


自分の嫉妬心を晒しながら攻撃してくる、
その行いをする心のありように
相手は傷つくことでしょう。


それでも、嫉妬心を振りかざして
つまらないことをするのは
「人間あるある」な話ですか?


ワタクシはそう思えませんけれどね。(笑)
人はもっと利己的で、その利己的な部分は
非常に近いところで利他と直結しています。


自分の心地よさは、周囲の心地よさと無関係どころか
隣接状態ですわよ。


同じ内容の食事をしていて、目の前で誰かが
「うわ。これキライ~~!」

「マッズ~~!!」

なんて言ってたら、
(好き嫌いのある人は、案外やりがちですが)
嬉しいですか?


「私は美味しく頂いてるから関係ない。美味しい♪」

と幸せ氣分を維持出来ますか?
大抵の「ライバル心や嫉妬心を持つのは当たり前」
と考えている方は、そのことについて、
あまり深く考えたことが無いのでは?と思いますの。


考えれば、つまらない嫉妬心は浮かんで来ないまでに
コントロール出来ると分かるのではないかしらね。


そして、そんなものに手を出すのは、タバコのように
自分を蝕むだけの有百害無一利ということも。
大体、嫉妬心が強いというのは、
周囲に敬意を払ってもらいたい氣持ちが
すごく強いことが根底にあるわけです。


そんな状態で嫉妬心にかられて、
相手の不幸を願ったり
巧妙に嫌がらせをすることが、
全部周囲に見透かされていたら。。


狙いとは真逆なことになってしまうのも知っておくべきで、
これってただただ残念な話ですわね。
たまに聞かれます。

「フェムトさんと一緒にいて、フェムトさんばかり評価されて
 悔しくなったりしないの?」
よく考えれば、この質問自体が無礼ですよね!

ちょっとムカつきますね!


それはともかく、もうね、嫉妬しても仕方ないんですよ。
それでどうにかなるような話じゃないです。

むしろ身近で学ぼうと思ってます。


すべては繋がっていて、
偶然はないのです!
己顕示欲は、ペットのように上手に躾けて飼い慣らして付き合っていく
というのがベストでしょう。


自我がある以上、自己顕示欲はあるものです。

でもね、嫉妬心だの他人の幸せが嬉しくないだのという感情は
この自己顕示欲をこじらせた結果のシロモノなのだとワタクシは思いますの。



示出来るようなものを持っていない。

この場合、二つに分かれます。

  ●今から何か、誇れるものを身につけよう!頑張ろう!
  ●捏造して自慢しよう!


後者の方が、どんどんおかしな方にこじれさせていきますわ。

者の方は、そのままGO!
後者の方は、今すぐ引き返しましょう!


特に後者の方は、「今まで通じた」ことで癖にしてしまっては大変。

今までは「通じた」のではなく
「氣づかない振りをして距離を置かれた」
という可能性を考えた方が良いかもしれないのですからね☆


妬心を飼い慣らさないのは、「人間らしい姿」ではなく、
単なる醜い姿に過ぎませんわよ♪

こんな記事も読まれています。

No.1

開運のための考え方

お金は使うと増える (2024.2.15)

お金は使うと減ると思われている方が ほとんどなのではないかしら。 使って増やすのが開運道ですわ。 実際、使った瞬間は減るのです。 物理的にね。当たり前。 けれど、結果的に増えていくのが お金の性質でしてよ。 ...


No.2

開運のための基本ワザ

手の温度アップのためにできること (2024.2.8)

先日、開運の手について語りましたら 少なからず手が冷たいことに お悩みの方がいらっしゃるご様子。 (『開運する手・開運しにくい手』) 手の温度を上げる方法を マッサージ含めいくつかお話ししますわね。 仙人師匠に...


No.3

開運のための考え方

黒魔術に関わらない (2024.2.29)

黒魔術はダメという話を前にしているのですけれど、 最近また黒魔術についての質問をされるようになりました。 なので語ってみますわ。 まぁ言うまでもなくダメです。 当たり前です。 関わって良いなんて、言うわけないです...


開運のための考え方

自己評価が不当に低くなっていませんか? (2024.2.1)

自己評価が不当に低いというのは、 決して良いことではありません。 運氣に強く関わって来るので いい加減に評価してはいけないんですのよ。 ワタクシから見れば、十分魅力的で氣遣い細やかで、 周囲の人のにこにこ笑顔を引き出...


開運のための考え方

理想の「型」 (2024.2.22)

何にでも「型」となるものがありますわね。 雛形とも言うべきな。 選んだ雛形が、自分の望む未来に繋がっているのか 精査すべきだとワタクシは思うのです。 特に家族の「型」は運氣上げの「型」に繋がるので、 今回は「型」...

できたて!新着コンテンツ

水の氣が強まる時刻です♪
睡眠をとって運を蓄えましょう~!