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草木染めの裏話
開運の極意!裏話

草木染めの裏話

草木染めって言われたら、どんな想像します? 草木から煮出した天然染料100%で染めている。 そんなイメージありませんか?
ワタクシは少なくとも、そんな風に信じていた
とっても素直なよい子です。


周囲の草木染めが趣味という方々が


「少しはどうしても色落ちするね~。」


なんて言っていても、ワタクシが持っている
草木染め製品は一切色落ちしませんからね。


プロのワザだと落ちないんでしょうね
と思っていました。
ある時、草木染めにはいろんな効能らしいものも
存在することを知って、興味を持って調べていた時のこと。


プロの染め物師のこんな言葉に出会いました。
「よく、色落ちしないプロの染め方を
 教えて欲しいと言われる。

 でもね、草木染めに特別な技術は無いよ。
 素人さんとおんなじことやってるだけ。」
まぁ、これはご謙遜ではあって
それなりのプロ技術はあるようです。



でも、「色落ちしない染め方」という質問に対するこの回答は
とても意味深に聞こえて記憶に残ったのですわ。
そしてとうとう、とんでもないことを知ってしまいました。

染料の15%以上がその「草木染め」の材料なら
残りは化学染料でも『草木染め』として売っていい。

15%って何?
どういうこと?
本革表記ルールにも腹が立ちましたが、
あれはまだ60%は革使ってる必要がありました。


15%って何?


それは「草木染め」じゃないでしょ。

「草木染料入り合成染料染め」でしょ。
おかしいと思っていたのです。

草木染めらしからぬ、くっきりとした色味。

草木染めは革のように、使っていくうちに
独特の風合いの変化も楽しむものでしょうに、
ビクともしないペンキのような色。。


濃く染めたら、こんなものかしら?と
信じていた自分が残念ですわよ。


その草木染めのお店も、
亡くなった老職人の写真を掲載して
何か印象操作するのはやめて頂きたいですわ~~。
着物のまるささんに伺ったのですが、日本人というのは
茜染めで体温を上げる効果を、
藍染めで虫除けや浄化の効果を期待して、
生地を染めてきたものなのだそうです。


赤い下着が流行りましたが、
あれも茜染めじゃないと意味が無いのだとか。

草木染めの効能というものは、
ハーブを取り入れる生活という感覚で
とても身近な物だったのでしょうね。


何にしても合成染料では期待出来ないものなのですから、
85%も合成成分ということなら、日本人が期待してきた
草木染め効能なんてあるわけも無いのです。
いつからこんな、草木染めという商品名がついた合成物が
我が物顔に流通し始めたんだか。。


本来の魅力的な草木染めを取り戻していきましょう。

聞けば聞くほど、先人の想いが詰まった
すばらしい技術だと思いますから。
水彩画の上からペンキを塗るような
そんな草木染めは、あまりにも名前だけのもの。


イメージ操作のために、植物の絵を添えたり、
説明ページをナチュラルムードにしたり、
何十年も専業だった、故人の職人さんの写真を掲載したり、
(つまり現在は作業していないということですけれどね)


そんな方向の努力をするくらいなら、
天然染料であること、イメージそのままの100%天然。
という努力をした方が早いでしょう。
その染料の薬効に着目した先人の知恵は、
色だけ似せても意味が無いですからね。


失われかけていた伝統を
きちんと継承していきたいものです。
草木染めの近代化って、
手作業が機械になったくらいだろうと思ってましたからね!


染料自体が近代化しちゃダメですよね!


すべては繋がっていて、
偶然はないのです!
んだか。。
ここまで表面的なものに徹されると、残念が過ぎます。


本革表記が出来るルールも、

「6割使っていればOK」

になっていること、どのくらいの方がご存知なのでしょうね?


果、革は重くて臭いものと
誤解されてしまっています。

そして、生き物なのに人工皮革並に無傷が当たり前と。。



良い本革が高騰の一途で、更に作業代を限界まで削るために
継承しようと考える職人さんがいなくなっている原因になっています。


人工皮革の便利さや安価さと、本革の軽くて良い香りで手になじむ魅力とは
分けて追求すべきでしょう。


木染めも同じこと。

草木染めの良さよりも、合成染料の合理性を優先するのであれば、
最初から合成染料で染めたものを望めば良いことです。


名前は草木染めが良いけど、実質合成染料の仕上がりが良い。

そんなおかしな追求をした結果、草木染めをどんどん
消滅方向に追い込んでいると思いましてよ。


まや15%使っていれば良い。

こういうルールが成立してしまった事情を
想像してしまいます。


草木染めには草木染めにしか出来ないことがあるのですから、
そこを大事に継承していきたいですわね。

絞り染めのハンカチ(藍染)ができるまで

ぎゅッとした布。

ぱちっと鋏を入れます。

しゅるしゅるしゅる~

絞ってた一周分をとりはずした糸。

まずは小花一つ分。

どんどん外していきます。

ぐるぐる巻き絞られている、薔薇の花弁。
葉っぱは既に外しました。

外してるとこ、ズーム。

じゃ~ん咲きました!薔薇の花♪
しわしわ~!凸凹~!これぞ絞り染めの醍醐味ですね♪

初めはこういう風に針穴があります。
一度洗濯して頂けたら見えなくなります。


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