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暴走する平均値
開運の極意!裏話

暴走する平均値

平均値というものは、とっても参考になりますわね。 大体の目安を教えてくれますから。 ただ、「目安」以外のもの求めてしまうと、 平均値って簡単に暴走して人の価値観を破壊しますわ。 その結果、ある意図を持った人たちに 良いように操作されることも。。
結婚式雑誌にはつきものでしょう。

披露宴の平均費用、結納金、ハネムーン予算、ハネムーン先。。
どのくらいの予算にしたら良いのかしら。。
常識的なのかしら。。


なんて考えた時には、目安程度にはなるでしょうね。

でも、披露宴はド派手に!という地域もあれば、
身内だけでささやかにという地域もあります。


一生に一度のことだから、お色直しは5回♪
と披露宴を楽しみたい方もいれば、
新婚生活充実させたいから、入籍だけで。。という方も。
1円もかけない人から、芸能人のように億かける人もいる
結婚式披露宴で、平均値って。。


仲人を立てて結納をしてお色直し2回で引き出物つけて。。
という結婚式がどのくらいのお金が必要かを知る。。とか。

結婚に対する具体的なビジョンはまだないけれど
将来的に結婚予算をいくらと定めて貯金しておいたら良いかの
目標額に使う。。とか。


それ以外でも、何がしかの不安から逃れるためにも
役に立つ時があるのが平均値です。


けれど、本当に不安感を消す程度にしておかないと。。
と思いますわ。
このまま、結婚式の披露宴予算を例にして話を続けますが、
例えば自分はどのくらいのことをしたいのか。。

そのためにいくらまで氣持ちよく払えるのか。。ではないかしら。


この感覚無く、「一般ラインからはずれない」ことをテーマに
雑誌発表の平均値に頼ってしまうと。。
もう少し充実させたい。。と思っても、
もっと控えめで良いと思っても、


「平均値」=普通の人の感覚=常識


という感じでのしかかって来てしまいます。

そんなの、結婚式業界が予算を引き上げたくて
数字にゲタを履かせている可能性だってありますのに。
恋愛だの結婚だのは、もっとそういうものが
影響しているように思いますわ。


・●歳までには、■件程度の恋愛経験があるのが一般的。
・最初の恋愛に至った年齢。
・結婚までにつきあった人数の平均値は。
・結婚適齢期は。
・最初の子供は結婚後●年以内。
・1家庭における子供の人数の平均は。


放っておいてくれませんこと?

雑誌などで無責任に流す平均値が、
人の価値観を不安定にして、その平均値から
はずれていると欠陥でもあるかのようなムードを作る。。


持たなくて良いコンプレックスを持ち、
独自の「こうありたい」を維持出来ず、人に語れず、
その向こうに見え隠れする営利団体の思惑に沿って
人生スケジュールを強制させられる不快さったらありません。
戦後に国民を増やす必要があった時には「適齢期」を煽り、
一段落して、むしろ内需に応える力に不安だった時には
「晩婚ブーム」と言い、老齢化社会に
備えなければいけない時代になると、恋愛低年齢化を煽る。


遅いと「キモい」とまで反射的に思うように丁寧に刷り込んである
そのムード作りの巧妙さといったらさすが。。


と言いたくなる、世の中の動きとの絶妙なリンクです。

案外他の、海外の日本に対する思惑なんかも
絡んでいるかもしれないですわね。
恋愛はその人にとっての宝物な経験になる可能性を秘めたもの。

人を好きになって、少しずつ距離が縮まっていく過程。
将来の関わり方をどんな風にしていくのかを考えたり。

自分の人生にどう関わっていくのかは
とても深い問題です。

どこかの団体の利益のために人生の重大事が提供されるのは
どうなのかしらとワタクシは思います。
ワタクシの世代あたりから「おしゃれな恋愛」コンセプトが
扱われるようになりました。


恋愛と結婚は別で、その時を充実させる恋。
お互いを束縛しない、自由恋愛。。ですか?

インスタントラーメンのような恋愛が
デコレーションされた表現で出回るようになってからは
恋愛はよりチープでライトでなくてはいけないかのような
風潮すらあります。
それをわざわざ恋愛と呼ばなくても良いような氣がするのですが、
そう呼ばなくてはいけない事情もいろいろあるのでしょう。

後ろめたさを隠すには、ぴったりでもありますから。


かくして、恋愛の数だけを重ねて、
それが勲章のような風潮も生まれ。。

数が多い=破綻した数なのですが、
そこから得たこと学んだことを大事に育てようとするよりも、
それこそ襟元につける勲章の数扱いになっていることが
ほとんどのように思います。


この辺り、平均値による世論操作の弊害なのではないかしらね。
人生の節目の時期や選択をする上での価値観を
支配するのが自分ではなくて、どこかで見た平均値としたら。


これが平均値の暴走でなくて何なのか。。


この辺の世論操作については、
また改めてお話ししたいと思いますわ。
日本人の中流意識というのはよく言われることですが、
その「普通でありたい」という感覚が

「普通じゃなきゃ危険」

という煽りになっているのが、今の平均値操作のように感じます。
その「普通」は、どこかの誰かの利益に繋がるように
常に作り出されるものですのにね。


「普通」が安全圏であって、それ以外は危険地帯。


この構造は、マイナス言霊で知られる
細●女史の大●界に似ています。
「大●界はヤバい!どうしたらいいんだろう?答がない。。
 でもせめて、一部なりとも逃れる方法があれば絶対実践します!」

という感覚。
(大●界なんてありませんのにね。)


平均値に全て自分が当てはまらないことを憂いながら
部分的に合致する平均値内の自分の経験に安堵して。


更には、他人の平均値からはずれている部分を
見つけて攻撃することで、誰かに自分の弱点
(平均値からはずれている部分)
の存在を氣取られないように。。という攻撃こそ
最大の防御なりの実践をする方もいらっしゃいます。
でもね、平均値なんてものが目安以外の何物でもなく。。

それどころか、「そういう意見もある」的なものに過ぎず、
しかも誰かの思惑も思いっきり入り込んだ、
フェアとは言えない数値としたら
そんな攻撃も防御も必要無いわけですわ。


むしろ、攻撃や防御こそが残念な。。


本来自分の価値観を基にした人生において、その選択を語るのは、
「私は茨木市に住んでいます」程度のことのはずなのですから。
平均値信仰は、ろくなことになりませんね。


「普通は。。普通は。。」

に振り回されて、それ以外の存在に攻撃的になって、
傷つく必要のないところで傷つく人が出てきますから。

すべては繋がっていて、 偶然はないのです!

分の人生を支配するものは自分自身だけ。 そうありたいものです。 平均値なるものが、とにかくしゃしゃり出てきて 脅して心を不安定にして、誰かの利益に結び付く行動を取らされる。。 そんな理不尽な状態って何なのかしらね。 自分の理想すら、「平均」からずれていたら語りにくく、 人と違うところを極力見せないようにひっそり生きなくてはいけないなんて。

れは、イジメを警戒する姿に良く似ています。 逆に言うなら、平均値信仰のせいでイジメが生まれているということです。 いじめる側も、いじめられる側も、 単なる世論操作の結果とするなら。。 知らないうちに悪徳積まされる側、 無駄に傷つけられる側、 どちらも存在してはいけないと思いますわ。

均値に振り回されるところには、 見えざる手が働いているものです。 アダム・スミスが『国富論』で語った 経済の「見えざる手」は「神」のものかもしれませんが。。 (でも「神」の記載は無いらしいですわね。単なる「見えざる手」)

論として見え隠れする「平均値」の見えざる手は 決して神のものではありません。 そんなものに人生を預けるのはやめてしまいましょう☆

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