停滞させない

2011.3.24

大変なことが起きた時に
人が必ず起こそうとするのが「停滞」です。


停滞は土毒。
金の氣の年に、土毒を引き起こすと
いうことがどういうことか。

それは循環の氣を止め、生み出す力を弱め、
笑顔の復活を遠ざけること。

具体的な「停滞」とは何かと申しますと、無意味な自粛。

自分の震災体験を振り返ってみますに、
テレビのどのチャンネルをつけても、
憐れまれるだけだったあの状態は心地よいものではなく。。

それよりも、こんな時だからこそ光が欲しい。
こんな時だからこそ、普通に機能している国が見たいと
思いました。

復活した後のイメージが出来るから。

悲しい出来事というのは、自分が直接経験していなくても
痛みを共有し過ぎてしまうマイナスパワーがあります。


相手を思いやる氣持ちはとても大事で、
その痛みを慮ることは必要でしょう。

けれど、その痛みにワタクシたちが溺れてしまっては、
意味が無い。。

直接痛みを受けた人たちの分も、自分たちが動く必要がある。

そういう場面で、自分が痛みを共有し過ぎて傷ついて
動けなくなってしまっていたら。。

休んでいてほしい人が休めなくなってしまいますもの。

何かが起きた時、取りあえずという感じでの
自粛ムードがワタクシは好きではありません。


起きたことを無視するでもなく、
過剰に悲劇を強調することなく、
バランスよく中庸の道を行くことは絶対出来るはず。

まず自粛という風潮があって、
そのルールを徹底遵守していないと糾弾ということではなく。


自粛すべき明確な内容ありきでの冷静な判断が
求められると思いましてよ。


大量の電氣消費をするとか。
地震を面白おかしく扱うとか。
被災者を揶揄するとか。

チェーンメールを流して面白がるとか。
募金詐欺を行うとか。
お米や水などの買占めをしてしまうとか。

個々の人生での大きな痛みに遭遇した時も同様です。

痛くて動けなくなる時もあります。

ワタクシ、元夫が妹と失踪したり、
あり得ない額の借金を押し付けられたりしました。

けれどその時に周囲に求めたことは、
ワタクシの痛みを同じレベルで感じて
動けなくなって頂くことではありませんでした。


ワタクシが欲しかったのは、心を復活させるための時間。

その間のワタクシのパワー不足を周囲に手伝ってほしいと
願っていました。

痛みで動けなくなっていたワタクシは停滞。

だから、その停滞を自分自身で抜けなければいけません。

その場にいる限り、笑顔の日々は戻りません。

どんな場合でも、停滞がプラスをもたらすことはありません。

停滞には徹底抵抗の姿勢で取り組みましょう。


あらゆるプラスエネルギーを取り戻すためには、
停滞から少しでも早く抜け出すことだと思いましてよ☆