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さて、七夕風習のモトと言われる中国風習の
乞巧奠(きっこうでん)とは何か。
職女星を眺めたり祭ったりする祭壇に針を供えて、
技術の向上を願ったのが始まりらしいですわ。
それが、針を供える習慣はそのままに
芸妓全般の技術アップを願うようになって。。
まぁその辺が、名前の通りの風習ですわね☆
何せ「巧を乞う奠(=典・祭典)」なのですから。
もう、そのまんま。
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でも、もともとは星を眺めていろんな願いを託す。。
それこそ家内安全、無病息災、商売繁盛、子孫繁栄、
富貴吉祥などを願っていたシンプルなものが、
牽牛織女の話との融合で、後に乞巧奠になったようですわ。
現在の願掛けの内容が乞巧とは限らないあたり、
歴史は繰り返す。。ですわね♪
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ただ。。
この辺の中国での風習成立は、日本での大化の改新よりも
はるかに古い時代での出来事です。
深い。。。。
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願いは天に預けるもの。
紙は神に通じるもの。
この辺の東洋哲学の考えは、七夕の風習を
しっかり支えていると思いますわ。
そこに先週お話しした『棚機津女』。
棚機津女のやっていることは、巫女です。
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古代において、機織というのは特別な技術だったと思われます。
獣の皮加工から大きく進化した、繊維を縦横に並べて
薄くしなやかな布を生み出す技術。
布をまとうということ自体が、
特別な存在だったことでしょうね☆
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古事記に出てくる天照大神と須左之男命のエピソードで、
こんなものがありますでしょ。
神の衣を織る神聖機織部屋に須左之男命が
馬の皮をはいだものを投げ込んで、機織娘をショック死させたので、
大激怒した天照大神が天岩戸に隠れてしまうというのが。
この辺、何とも象徴的だと思ってしまうわけです。
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古代の政治家や武将などが、褒美として与えられたものには
反物が入っていたりしましたしね☆
何かを加工して、全く別のものに作り変える技術。。
中でも織物は、繊細で優美なものの代表だったのでしょうね。
だから、天女は羽衣(薄布)をまといますし、
天照大神の機織部屋でも神の衣が織られ、
棚機津女は布を神に献上する仕事を振られたのでは♪
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ということは、機織自体が神聖な作業であって、
その作業を担当するのも特別な存在だったかも。
要するに、機織を神事に近いものとしていたなら、
機織娘が巫女でもおかしくないわけです。
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実際、棚機津女の果たしている役割は
巫女ですしね☆
となると、乞巧奠で機織や裁縫技術の向上を願うのは、
神との交信力アップの願いも兼ねていたのかも♪
なかなか壮大なことになってきました。
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これ以上のことは、そろそろ民俗マニアさんたちの
神経逆撫でしそうなので止めておくとして。。
七夕の開運に関するキーワードだけ拾っていきますとね、
・願いを天に預ける。
・女性の禊。巫女。
・布と、布の質感を表す舞。
・浄化とバランス。
・向上心と絆。
などが見えてくるのですわ♪
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七夕天舞の奉納舞は、これを狙ったもの。
現在の大人しい巫女舞よりも、
当事の舞は神がかりとも言われていて、
感情をそのまま形にするフラメンコの方が近いと思いますから☆
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次回は短冊の謎に触れてみましょうか♪
この辺も面白いと思いますわ☆
お楽しみに!
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七夕に、巫女舞で強化した氣で
願い叶え力を上げる。
というのが、七夕天舞の狙いなわけですが、
ちょっと面白いですよね!
踊ってくださる秀実先生に、機織のイメージは
あまりにも無いのですが、
フラメンコだけでなく、和服で三味線や日本舞踊をされるという
この事実も不思議なリンクですよね!
すべては繋がっていて、
偶然はないのです!
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昔から人は願いを持って生きてきたのであり、
その願いをいかに叶える確率を上げていくかの研究に余念がなかったのでしょう。
しっかりした理論からの風習もあれば、
その表面を追い求めているうちに変質して
単なる迷信になってしまったものまで。
そして、迷信が闇落ちしてしまったり。。
なんていうのは、東洋だけではなく西洋にも見られる傾向。
人というのは、願いを持つ時には
土台をきちんとさせないと暴走する歴史を
繰り返してきているようにも思いますわ。
まぁ、いろいろありますわね☆
魂を売り渡してでも叶えたい願いがあっても
売り渡しちゃダメです。(笑)
そのルールを守る限り、先人が積み上げてきたプラスの技術は
しっかり機能するという手応えがありますわ☆
もちろん先人の知恵の中には「裏」的なものも存在します。
でもね、そのツケはあまりにも大きいので、
手を出して良いものではありません。。( ̄▽ ̄;)
心身を清める節句の時なのが七夕。
そこにもひとつ、大きなキーワードがあるのですからね♪
清い心でいましょう☆
宗教家レベルになる必要は全くありません!(笑)
人として胸を張れるくらいの清らかさを維持していましょうね。
では、また次号の短冊編で♪
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