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年の相剋やその年専用のアイテム

2009.1.23

ちょっと氣になるご質問を頂きましたの。 それは、ちょうどこの時期に関係することでもあり、 アンフェアな商売の臭いのする考え方でもあり。。
こんなご質問を頂いたのですわ☆
ゆっきっき~さん
いつも楽しくHPやメルマガを拝見しています。

質問が2つあります。

去年が一白水星の年で、今年が九紫火星の年ですよね。

水の年から火の年に変わる今年の今頃というのは
特別に不安定な時だと他の風水天然石ショップさんのHPに
書かれていたのを読んだのですが本当ですか?

本当なら、どんな対処が必要でしょうか?


それからそのショップさんでは
その年のための開運ブレスというのがあって、
それは次の年には使えなくなるから、来年の立春までには
処分するようにと書かれていました。

来年には来年の違った運氣があるから、
そのバングルは使えなくなるのだそうですが、
Magic Wandsさんでは、かなり探したつもりなのですが
そういう記載が見当たりません。

今年の開運のために縁付けたものは、次の立春までに
処分すべきなのでしょうか?

お忙しいのを知っているので心苦しいのですが、
もしもよろしければ、
メルマガなどで答えていただけると嬉しいです。
あ~。。。。なるほど。。。。
ん~~~~~~~~。。

多分、相生と相剋についての勉強を
始められたばかりの方が考えられたことなのだと
思いましてよ☆

特に、市販の風水の本で学ばれた方が陥りやすい
考え方なのです。
(だから、「おすすめの風水の本は?」と聞かれても
 答えられないのです。。)

結論を先に申し上げますが、特別に不安定ということは
ありませんわ。ご心配なく♪
九星に関する繋がりを見てみましょう。

九紫火星からスタートして、→八白土星(これは相生)
→七赤金星(相生)→六白金星(同)→五黄土星(相生)
→四緑木星(相剋)→三碧木星(同)→二黒土星(相剋)
→一白水星(相剋) そして九紫火星(相剋)。

相生より、相剋に繋がっているものの方が多いのです。

まずここで、

「別に特別じゃない」

ことが わかりますわね♪
ここで注目して頂きたいのは、九紫火星の「火」
から始まって、一白水星の「水」で終わる。

この始まりと終わりの氣なのですわ。

火に始まって、水に終わるのです。

「火」「水」=「か」「み」=神

九星の時の流れは、神を表すもの。

神の中に矛盾も相剋も相生も、考える必要なありません。

だから、時の流れの組み合わせによる相剋を
心配することはないのですわ。
ちなみに、火は△で表し、水は▽で表します。
重ねると六芒星になりますでしょ。

六芒星も、神に通じるものなのですわ。

そもそも、火と水という大きな要素は、
東洋二元論を示すもの。

九星は、その東洋二元論を九つに分割したものです。

火=陽で水は陰。
万物は陰陽に分かれていて、更に五行に分類されるもの。
九星も五行に分類して、それぞれの星の名前がついた。。
という感じです。
ちょっと難しい話になりますが。。

人工的に何かを配置するとか、
季節の中で不足の氣を補充するというのは、
「地」の考え方。

この「地」で起きることに関して、
五行の関係性を大事にバランスを取るわけです。
年の移り変わりというのは、天の氣の動きになりますから、
風水は手を出しません。

開運理論では、


「一、命 二、運 三、風水 四、積陰徳 五、唸書」

と言います。 運を司るのは、まずは天命という不動のもの。 次に運があり、風水があり、徳をそっと積む行為であり 勉強である。 そういう意味ですわ。 年の移り変わりなんて。。 「命」であって、手の出しようがないものなのです。
いつもと同じように、九紫火星の年に移っていきます。

ワタクシたちがすべきことは、
開運ポイントを、一白水星用から九紫火星用に
切り替えることだけですわ♪
次のご質問に関しましては。。。。

かつて、石を販売する目的で、
ワタクシに

「風水には活け石という開運儀式があって、 本当に開運したいのであれば 手持ちの石を全部一度捨てなさい」

的な原稿を強要しようとした方のことを 彷彿とさせるもの。( ̄▽ ̄;) まぁワタクシはそういうアンフェアがイヤです。 そしてワタクシにとっての風水は 命の恩人な神聖なものなのです。 (だから自分の信じた道を行ける  Magic Wandsの  設立に至ったわけですが。。)
吉方位旅行の時に、完全に傷ついた石、割れた石などなど
役割から開放してあげた方が良い石たちを
水の中に返すという開運法はあります。

淡水に返せば、その子は今度は金運アップとして
働いてくれます。

でも、手持ちの石を全部とか。。( ̄▽ ̄;)
それはないです。

大事にしてあげて下さい。
確かに、その年にはその年の運氣というものがあります。

去年が水の年で今年が火の年といったように、
違うものです。

でも、今年縁付かれた石たちは、
来年も再来年も働きます。
今年限定って。。。。
それはどういう石たちですか?( ̄▽ ̄;)
石は、何千年。。
いや、何億年の子もいますわね。
そういう長い時間をかけて、
地球の移り変わりを眺めて来た子です。

今年限定で来年は役立たずになる石なんて、
あり得ないと思いませんこと?
仮に、「今年は火の年だから、火を強化してみました!」
(実際はそんなに単純なものではないですわよ~~!
 火だけ強化したんじゃダメですからね。念のため。。)
な開運ブレスだったとして。。

火の氣のものは、美容運であり、知性を司り、
健康を守る氣なのです。

その運、来年から不要って 思えますか?( ̄▽ ̄;)

全ての運は、常に必要なものなのです。 その年に、特に強化した方が良い氣や、調整が必要な氣や、 補充しないと消耗しやすい氣などが存在するだけ。 年が違えば「不要になる氣」は存在しないのですわ☆
そんなわけで、来年になったら処分すべき
開運ブレスというものが一体どんなものなのかは
ワタクシには理解しがたい存在です。

もしうちの子たちと縁付かれたなら、
来年以降も仲良くして下さい。
一年単位で処分なんて考えられるのは、
あまりにも悲しいですから。。
風水がブーム扱いされているので、
いろんなことを言うサイトさんも増えても
仕方ないのでしょうね。

単なる知識不足ならともかく
(いや、開運指南しているのですから、それじゃ困りますが)
売り目的のアンフェアさは、風水の積陰徳とは逆の積悪徳。

積悪徳が平氣なのだとしたら、
誰よりも、その本人こそが風水を理解していないし
信じていないということになるんですけどね!

風水を語るのであれば、せめて積悪徳は止めて頂きたいと
切に思います。

すべては繋がっていて、 偶然はないのです!

運アイテムというものは、恐怖心から逃れるためという意識で 手を出してほしくはないのです。 現状を更にベースアップするために。 もっと幸せになるために。もっと向上するために。 もっと理想にするために。 そんな風に希望と向き合って、 自分が漕ぎ出した船に追い風が当たるように願いを込めて アイテムたちとつきあってほしいのですわ。

分の浄化儀式では、アメジストで体の表面を撫でて 穢れを取ってもらって、一ヶ月くらい土の中で休んでもらう。。 というものがあります。 これも、一ヶ月経過すれば当然再びつきあって頂ける石たちです。

年間コミュニケーションを取って、育ててつきあって 守られ、メッセージを与えられ、問題を解決され。。 そんな子を、一年後にあっさり処分するようにだなんて ワタクシには言えませんし、ワタクシ自身が出来ないことです。

水では、石は生き物と考えます。 その考え方のライン上でも、「一年限定アイテム」というのは 不思議な存在です。 生き物を一年単位で処分するように勧める考え方は 風水にはありません。

が普通の生き物と違うのは、仲間が増えても嫉妬するどころか、 協力しあって更にお互いにチャージし合って。。という 器の無限な大きさなのではないかと思いますわ。 そんな大きさに、ワタクシたちは常に力をもらっていると しみじみ感じます。 そういう感覚と照らし合わせて、何が本当のことなのかの 判断材料のひとつに加えていただけたら嬉しいですわ♪

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