番外編 実は私も波瀾万丈! その1
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「それじゃ アンタの肝臓売りなさいよ!」
サラ金に雇われたヤクザのような、悪魔の台詞を
あたしは男に浴びせてた。
「君なら店出せるよ」
男は一ヶ月前 天使の笑顔であたしに近づいて来た。
あたしの着ている手作りの服を誉め、
ブティックを開かないかと持ちかけた。
あなたに提供したいテナントを譲り受けるには、
相続税が必要だなどと言われ
毎回 調停に幾らいるなどと言われ
1万が2万、そして…いつしか100万
それだけでは済まず…
今思うとどうしてあんな男に騙されたのかな(他人事)
男は 彼氏ではなかった。
女に金を出させる為には
惚れさせる必要があると思ったのか
何度もあたしを口説こうとした。
寝た事も一度はあるけど(寝たのかYO!)
あたしはマグロだった。
お金を貸せなんていう男は小さく見えて魅力を感じないし、
彼氏ならお金を貸す事は出来なかったと思う。
だからこそ抜け出せなかった。
信じていたのは…男ではなく自分だったから
彼をサギと認めることは
自分には店を出そうと言われるような才覚はなく
足もとを見られる程度の能力しかないと認めることだから…
被害額が100万になったとき
100万を捨てろといったひとがいた。
100万を諦める代わりに ソイツと縁を切れと。
当時のあたしには捨てられなかった。
100万が?違う。自分の誇りかな。
この藤沢あゆみを騙せる男なんていない。
必ず回収するのだと。
あたしはお金が返ってくることより
自分が報われる事を信じたかった。
話すと気が狂いそうになった。
そして責め立てる自分の方が悪いのではないかと思えてくる強迫観念。
冤罪が成り立つ道理がわかる気がした。
あらん限り悪魔の言葉を浴びせて
電話が終わるとどっと疲れちゃって…
何処かで気づいていた。
もしも彼がサギじゃなくテナントを提供してくれても
本当はお水の仕事や契約デザイナーを辞めて
ブティックのオーナーになれるような才覚など、
持ち合わせてはいないこと。
でも、勿論あなたのせいで何もかも上手く行かないと責めたてた。
あたしには責める権利があったから。
自分を正当化し、サンドバックのように罵倒出来る存在。
上手く行かない時、その原因を引き受けてくれる人がいると
人はそこに依存しちゃうものらしい。
ホストに入れ揚げる友達を冷めた眼で見てたけど
同じことをしてたのかも…
あたしは 男にサギられた金額を、
冷静且つ克明にノートにつけていた。
「あゆさんを騙すって凄い男だね。
逆にマインドコントロールされそうなのに」
そう言う人間ほど騙されたときドツボにはまる。
騙される心の裏には自分だけ得したいと言うあさましさがある。
自分だけは大丈夫って思い上がりもある。
なんて、今だからこそ言えることだけど。
騙されないと判んないことよん(笑)
…そう!経験には無駄なことってない!
あゆみは断言しちゃいま〜す♪
ぶっちゃけた話
「サギに遭ってなければ、フェムトさまとも巡り会えてない!」
先日ご本人にお会いした時
男が借金残して去ったとき 思ったことが
気持ちアイアイで笑ったの…
「これで やつの事を考えなくて済む」
これから 何千万という借金を払っていかないといけないのにね(^^)
ひとに騙されるより ひとを憎みつづける事の方がキツいってことかな?
ひとは 悪魔でいることに いつしかたえられなくなるものだから…
藤沢あゆみです。素敵な企画に誘って頂き 読んで頂き
とても嬉しいです♪
このお話はHAPPY STEP読者さま限定版。
自分自身の実体験です。
恋する気持ち。幸せになりたい気持ち。
…全て最初はまっすぐな筈なのに そこには思わぬ落とし穴が!
「魅惑と媚薬…ダメ恋愛の裏に潜む真実」
というマガジンを配信しています。
今夜の主役は…どこかフェムトさまに似てると言う噂が!
魅惑の美女の知られざる恋愛裏事情…覗いてみますか?
フェムトより
騙される時。それって洗脳されてる状態なんでしょうね〜。
「いやん。そんな悪人いるわけないやん♪」
「まさか、私を騙したりしないでしょ?」
信じたい気持ちが、まっとうな判断力を
怒濤のがぶり寄りで圧倒しちゃう。
私が借金背負わされた時
(この辺は今後の本編を請う御期待!おほほ♪)
「これで やつの事を考えなくて済む」
って考えでしたわ。ま〜さ〜に〜。
何千万払うことになっても、アホアホな人と縁を切れるのって、
結局人生お得なんですもの☆(* ̄ー ̄*)

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