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親との悪関係克服の方法
2012.10.11

たぬBさん
こんにちは。採用されなくても、書くことで落ち着けそうという、 ワガママな理由で応募することをお許し下さい。 疑問に思っていることがあるのですが、 フェムト様は、失礼ながら過去はあまり ご家族とは上手くいっていなかったのかな、と思う記述が 見受けられます。 でも、現在は帰省されたり、 お子様に対してはずっと強い愛情を注がれているご様子ですが、 どうやって良い関係を築かれたのでしょうか (大変失礼な上に分かりにくい文章で、本当に申し訳ありません)。 私は、実家に先日帰省したのですが、 父に「お前みたいなやつは死んだ方がいいんだ」と言われました。 母からはいつも「鬼子」「貧乏神」「疫病神」など 言われたい放題なので、まあいつものことだな、 と思えるのですが、父の暴力や暴言はいつものことでも、 はっきりと生き死にについて言われたのは初めてなので、 結構引きずっています (両親は悪気があるわけではなく、性格が強すぎるだけです)。 ただ、仕事を探すために家を出たのに、現在求職活動に対して 腰の重い私に対してきつくなるのは当然だと思います。 資金も親に出して貰ったからです(最低だと思います)。 私には兄と弟がいますが、母は兄に、父は弟に対して甘い、 と小さい頃から思っていました。 そのうち、兄は鬱病になって母の干渉はさらに強まり、 弟は夢のためにと十年位ほぼ家で勉強しています (時々短期間働きます)。 父は弟を応援しているようです。 母の口癖は「お兄ちゃんはかわいそう」です。 自分だけはまともでいようと、必死で働いて、 毎日電車に飛び込みたいのを我慢して、 心臓の痛みで動けなくなる位追いつめられて、 病気で入院するまで頑張ったつもりですが、 結局結果も出せていないし、自分はいらないんじゃないか と思うことがあります。 働くのが怖いのは、自分が必要とされていないと 思い知らされるのが怖いからです。 マジックワンズ様に出会って、自分が幸せになっていいんだ、 ということがすごく衝撃的でした。 幸せになるのは簡単なことで、自分が行動を起こすことから 始まるんだって、自分より大変な人は沢山いて、 それでも同情を引こうとなんかしないで 頑張っているんだって分かっているのに、 自分を不幸だと思いこんで責任を周囲に押し付けて 自分を甘やかしてしまっているんです。 やっぱり支離滅裂な文章になってしまいましたが、 「風水相談」や「開運の極意!裏話」を時々読み返しては 元気とやる気を頂いています。 個人的な内容になってしまった上に、 何を相談したいのか分からない、 構成の下手な暗い文章を読ませてしまいまして、 申し訳ありませんでした。 最近は結構頑張って仕事を探しているので、 踏ん切りをつけるために、相談を書くという形で 自分の甘えを再認識させて頂きました。 書く機会を与えて下さったことと、 読んで下さったことに感謝致します。 ありがとうございました。

フェムトの回答

な~んにも失礼なことはありません。

家族と。。というより母と上手くいっていませんでしたね。
もう散々でした。( ̄▽ ̄;)


交流が復活して、10年ほどのブランクのためか、
最初の頃はおとなしかったのですが、まぁやはりいろいろ。。


交流を絶っていた期間には、子どもたちからすれば

「良いおばあちゃんじゃないか。
 きっと良いお母さんだったはずだから、
 何か誤解があるに違いない。」

と考えていたようですが、彼らも大人になって、
母とのやり取りを直接見て、ワタクシ以上に腹を立てたり。(笑)



ワタクシの残念エピソードはものすっごく覚えているのに、
挽回や成功エピソードは一切記憶にないあたり。。


一例を挙げましょう。

ワタクシ、幼稚園時代にIQテストを受けたことがあります。
これ、いつものお遊びだと思ってしまい、
真面目に受けなかったのです。

結果は「健常児と見なすには著しく問題のある点数」と
幼稚園側から言われてしまう結果に。

更にその時、IQテスト結果順に幼稚園の席順が変えられ、
またよりによってそんな時に授業参観があったりしたのでした。


普通の公立幼稚園のお話です。
IQテスト結果の席順なんて、今ならあり得ないでしょうね。


母からすれば、大恥をかかされた経験。
ワタクシは凄まじく叱られた(という表現に留めます)ので、

「あれは真面目に取り組むべきもの」

と学びました。


次に、小学校でIQテストを受ける機会がありました。
幼稚園時代の二の舞はごめんです。

遊ばずにやりました。


結果は「開校以来の高得点」。
(中島らもさんと一点差のようです☆)


幼稚園時代も母が呼び出されましたが、
小学生時代も呼び出されていました。


今度は嬉しい呼び出しだったようで、母は顔を紅潮されて興奮して
ワタクシに結果報告をしていたのを、非常に鮮明に覚えています。


ワタクシはと言えば、嬉しいというより安堵感の方が
強かったですわ。


けれど現在、母の記憶の中には
ワタクシの幼稚園時代のIQテストの結果はあっても
小学生時代のIQテストの結果はありません。


ワタクシに「歌の才能がある!」として、徹底的に鍛え、
手術で半年入院した時には毎週、遠い病院までお見舞いに
来て下さったイタリア帰りの名物音楽の先生にいたっては、
存在ごと記憶から抜けています。


とてもハンサムな先生でしたし、
歌声も震えるほど美しい方だったために、
学校でソロを歌ったりされる機会があると、
カメラや録音機持参な父兄たちと一緒に騒いでいたというのに!


「わざとですの?」


なレベルで忘れています。


とにかく、ワタクシの良い評価経験や、それに繋がることは
徹底して忘れています。

逆に残念体験は明確どころか、捏造までします。


子どもたちはワタクシが、

「最初の大学受験で東京大学を受けて失敗し、
 一年浪人した。」

との説明を受けたそうですから。


実際はワタクシは浪人経験がありません。

東京大学と京都大学は、母の前で親しい友人と一緒に
進路を考えていた時に、

「理系ならともかく、文系は左翼思想が激しいらしいよ」
「お互い、理系選択しておけば良かったね」

という会話があったのみ。セリフもこのまんま。
それ以外で進路選択肢登場したことは、一度もないのです。


これが、どう発展していくと「東大受験失敗して浪人した」
ということになるのか。


一方で妹は、地元国立大に一か月通っただけで不登校になり、
家庭内暴力を繰り返してワタクシのところに送り込まれ、
その半年後にはワタクシの前夫と駆け落ち失踪したわけですが。。

母の記憶の中では


「1年通ったけれど、教授の異常性格と合わずに退学した」


になっています。


いえいえ!
退学届を出したのが1年後というだけの話で、
それ以外は全部間違い。


この例で見えてくるように、ワタクシに関する記憶は
常にマイナス補正。
妹にはプラス補正が入ります。


もっともんのすごくディープな話もありますが、
それは控えておきますわね。

あくまで、どんな位置づけにワタクシたち姉妹があるかを
察して頂ければ良いことなので。



何にしても、相手が非常に自然にこの補正展開をされるのは
そのまま愛情の差をつきつけられるようなものです。


子どもの頃だったら、

「いらない娘なんですのね」

と考えたことでしょう。



事実、小学生の頃、ディープ体験のさなかに
ワタクシは


「本当にワタクシはあなたの子ですか?」


と聞いたことがあります。

へその緒を見せられました。
逆に逃げ場が無くなりました。(笑)



何せ昔のワタクシは、相当に追い詰められた状態で、
真の精神的危機にあったことも数知れません。




さて、ここまでがワタクシが抱えていたもののサワリです。

そんなワタクシがなぜ、ほぼ克服できたのか。

(この「ほぼ」が大事ですが。。)


いくつか理由があります。


ひとつは、ワタクシは母の態度に「なぜ?!」という疑問を
いつも抱えていたことにあります。


なぜ?と思うからには、原因不明正体不明事項を
抱えていたということ。

人は、正体不明のものに対しては、警戒心も攻撃性も高まります。
母に対する感情の攻撃性が、自分を同時に斬り付けていたわけです。


そこに氣がついたこと。



毎月、生活費の一部にとお金を渡していることも
理由のひとつでしょう。


「物言わぬは腹ふくるる思い」


を体当たり表現しているとしか考えられない人と言いますか、
それ以上のものがありますが、お金を渡されると
一般的な感覚では攻撃性は鈍るものですから。


また、10年ぶりくらいに顔を合わせたワタクシが、
想像していたより大きいらしい(と考えているフシがあります)
と見えていることも、理由のひとつでしょう。


ワタクシへの理不尽は、後日ずっと子どもたちが
反芻するかのように思い出しては非常に腹を立てるので、
ワタクシが腹を立てる機会が極端に減らされたというのも、
これもまた理由のひとつでしょう。


自分が攻撃されるより、大事に思っている相手への攻撃は
腹が立つもの。

それは大人の感性でもあるわけで、

母の理不尽が「-100」のダメージと仮定しても。。

-100+子どもたちの成長確認としての彼らの怒りを見る経験
    +大事に思っているという愛情表現

となり、収支がプラスになってしまいますから。



更に、四柱推命で誕生日を見た時に、


「こういう考え方、こういう姿勢、こういう方向で
 生きていくタイプ」


と知ってしまったことも理由のひとつでしょう。


こんなところでしょうか。


ワタクシは、かつては暗い部屋の真ん中で
どこからやって来るかわからない攻撃に身構えていた
ようなものです。


けれど、ほとんどの分析が完了して、
どの方向から飛んでくるかがほぼわかっている相手からの攻撃は
ダメージも小さいのです。


仮にダメージを受けても、子どもたちが補ってあまりあるものを
くれます。


母がもはや覚えてもいないだろう

「生まなきゃ良かった」

という言葉は、皆さまからお誕生日にいただく

「生まれてきてくれてありがとう」

のメッセージでプラス化されました。

母が評価の言葉をくれなかった分は、
皆さまからたくさん頂きました。


つまり。。です。


母の中で妹への愛情比重が高くても、
もしかしてワタクシの存在など不要だったとしても。


逆に言うなら、ワタクシを「どうでも良い」と考えているのは
母くらいなものなのですから、何ということはない。

そう考えたら非常に楽になりまして。

社会で大事にして頂けているワタクシは、
親というだけでずっと愛していけるという心境になったのですわ。



家庭は社会の縮図と言います。
ここできちんと出来ないことは、社会でもきちんと出来ない。
そうも言われます。


でもね。


親御さんがあまりな態度を取る時。
愛情が無いとしか思えない時。

それを社会の声と考えるのは単なるすり替え。


仮に親御さんがあなたをいらないと思ったとしても、
そう考えたのも口にしたのも親御さんであって
社会じゃありません。


「親がいらないと言うなら、必要と言う人を別に探す」


で良いのではないかしら?


そうして、別の人たちに大事にされているわが子を見た時に、
改めて認識が変わることもあるくらいに、
愛情というのは案外ふわふわしたものです。


仮に両親が「不要」と言っても、
それは世界でたった2人に過ぎません。

じゃぁ、世界で3名に「あなたがいてくれて良かった♪」
と言われたら、両親の「不要」判断は間違いだと
胸を張れるのです。



もう簡単!

「あなたがいてくれて良かった♪」

と言ってもらえる人間を目指せば良いだけのことですからね☆


そうして自分の存在をきちんと確立させてしまうと、
両親が自分に対して何を言ってきても揺れません。

大事な存在への攻撃が関わると揺れますが(これは仕方ない)
でも、自分をどんなに否定されようとも


「わかってくれる人がいるのですから大丈夫。
 あなたたちにわからないだけ♪」


と受け流せると思いますわ。


たぬBさん。大丈夫。

あなたはこんなにも、自分を客観的にご覧になっていて、
欠点は欠点として認めておられるではないですか。


その強さは魅力です。
強い人は美しいのです。

美しい人は愛されます。


ご両親が、兄と弟にそれぞれ関心を向けてしまって
余裕が無くなっているのなら。。

それは、一番手のかからないたぬBさんへの
ご両親の甘えではありますが、
現状でご両親からの愛情表現を期待するのは
止めてしまいましょう。


また、これはご両親との関係に悩まれる
全ての方に言いたいのですが。。

どうにも愛せない相手を無理に愛する必要も無いと思いましてよ!
それが親であってもです。


愛すべき立場だけれど愛せない相手は「保留」。

相手からの愛情に執着せず振り回されず、
自分が与えられなかった愛は他から与えられると知りましょう☆


「親にも愛されなかった人が、
 どうして他の人に受け入れられるか」


なんて言う人もいますが、それならワタクシは問いたい。

子を虐待する親がいたら、
その子は世界中の他人からも同様に虐待を受けていますか?と。


母性本能だの、親の無償の愛だの、絶対愛だのの信仰は捨てて、
恩義ある相手(無い親も世の中いはいますが)との
人間関係と考えましょう。


いろんなことが片付いて、愛せるようになったら自分が楽です。
愛せないと感じる時に愛さないのも、自分が楽です。


何せ愛に関して「ハタを楽に」の働く精神は不要でしょう。


「愛さなければっっ!!」


というプレッシャーから愛情が生まれることなんか
ありませんからね。


また、「ハタを楽に」と考えた行動が多くなるほどに、
自分に向けられる愛情は自動的に増えていくものです。



人は幸せになるために生まれて来ました。

だから、幸せになるのは義務なのですが、
これはとっても簡単なことです。


狭い世界で判断することなく、大きな世界に意識を向けましょう。

世界でたった二人、自分を認めない人間がいるから
何だって言うんです?


そう考えて、大きく大きくなっていきましょう☆

水の氣アイテム
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回答へのお返事や後日談

モモクロリンリン☆さん
マジックワンズの皆様

こんにちは。
もはや、風水相談コメンテーターと化しているモモクロリンリン☆です(笑)
風水相談は生活の方位磁針となっており、何かにつけて読み返しています。

さてさて、今回のたぬBさんのご相談について、

「親から子どもへの愛情は条件つきだが、子どもから親への愛情は無条件」
という言葉が浮かびました。

特に、高度成長期からは、育児に競争ありきですから、お勉強ができる、
リーダーシップがとれる、親の気持ちを読んで行動できる等々、
大人から見て好ましい条件を満たす子どもが愛情を獲得してきたんでしょうね。
(それで、何でフェムトさんがかわいがられなかったのかわかりませんが……
 お母様は賢くて可愛いフェムトさんにやきもちをやかれていたのかも
 しれませんね)

私自身、一人娘で、とても愛されて育ったと親からは言われますが、
発達障害特有の共感性のなさ、不器用さ、氣の利かなさから、どこか
親や周りからうとましく思われていたことには氣づいていました。

まあ、たしかに、何をやってあげても反応が薄く、親の気持ちを
考えて行動できなくて地雷を踏んでしまう……。
大人になり、それなりの情報を蓄積した親が、このような子どもを
愛するのはとても難しかったことが、今になってよくわかります。

昨日、早朝、娘のトイレ同伴担当の父ちゃん(爆)が出張でいなかったので、
私が同伴しましたが、低血圧でよろけてしまい、娘が手を貸してくれました。
子どもの愛情って無条件ですよね。
何か反省してしまいました。
できれば子どものそのままを承認していければなと思っています。
(未熟さゆえに、欠点を数え上げてしまいますが……)

今年、出版された田房永子さんの「母がしんどい」もそうですが、
親子関係の複雑さと根の深さがフィーチャーされつつありますね。

たぬBさん、フェムトさん、いろいろ考えさせられるお話を
ありがとうございました。

ここまでお読みいただいて、ありがとうございました。

それでは、これで失礼します。

モモクロリンリン☆

フェムト

夫が莫大な借金を残して実の妹と失踪!二人の子供を抱え途方に暮れた、もはやどん底?というところから、風水の力で復活した不死鳥系ライター。ねこが大好き。12月6日生まれ。
あなたの悩み、ご相談ください。

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